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Research

ギザ台地西部墓地調査

世界遺産の一部であるギザのクフ王のピラミッド西側に位置する広大な墓地。

ここにまだ重要な遺構が地下に眠っている可能性があり、将来その調査を行うべく、地上の構造物の3次元的な記録、及び地下空間の探査を進めています。

クフ王の第2の太陽の船

クフ王のピラミッドの南側には、2隻の世界最古の大型木造船が巨大な竪坑に埋蔵されていました。東側の竪坑からはバラバラの部材が発掘され、復原された船が現在同じ場所に展示されています。

西側のもう1隻は今まさに発掘が行われています。発見された部材は保存修復処理が施され、今後の復原に向けた研究が進められています。

 

アブ・シール南丘陵遺跡

アブ・シールの南端に、伏せたライオンの形をした小高い丘陵があります。

この丘陵はエジプトの王朝開始から終焉にかけて、一種の聖地として様々な宗教活動が行われてきました。

世界最古級の石造の建造物である石積み遺構、ライオン女神に対する祭祀活動跡、ラムセス2世の王子カエムワセトの石造建造物、ラムセス2世の孫娘イシスネフェルト王女のトゥーム・チャペルなど重要な遺構が数多く発見されています。

 

ダハシュール北遺跡

人工衛星による先進のリモートセンシング技術を利用して発見された広大な墓地遺跡。

イパイという人物の大型のトゥーム・チャペルを始めとして、新王国時代の墓が数多く発見され、当時のエジプト北部の様子を語る貴重な資料が蓄積されています。

一方、2005年、2007年にはセヌウ、セベクハト、セネトイトエスなどの中王国時代の埋葬が全くの手付かずの状態で発見されました。完全な状態で発見された墓は、埋葬された当時の状態がそのままパッキングされており、葬儀の活動にも迫ることができます。

 

王家の谷・アメンヘテプ3世王墓

アメンヘテプ3世王墓は1799年にナポレオンの遠征隊が入って以降、多くの著名なエジプト学者によって調査されてきました。日本隊は王墓に残る土砂を精査し、副葬品の一部や発見することができました。同時に正確な測量や壁画の記録が行われました。

2001年以降、日本の外務省、ユネスコの援助を受けながら、日本、イタリア、エジプトの修復師チームによって壁画の保存修復が実施されました。