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化粧用パレット

古代エジプト人は太陽光線から目を守るため、パレットの上ですり潰した顔料(孔雀石や方鉛鉱)を目の周囲に塗っていた。このパレットの中央には顔料をすりつぶしていた痕跡が確認できる。また、塗布する道具である象牙製の棒は、パレットの近くから出土した。おそらく両者はセットで用いられていたのだろう。