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用語集

アフロディテ

アフロディテは、愛と美と性を司るギリシア神話の女神で、オリュンポス十二神の一柱である。美において誇り高く、パリスによる三美神の審判で、最高の美神として選ばれている。また、戦の女神としての側面も持つ。
元来は、古代オリエントや小アジアの豊穣の植物神・植物を司る精霊・地母神であったと考えられ、生殖と豊穣、すなわち春の女神でもあった。
写真は、ギリシャのアテネにある国立考古学博物館所蔵の『サンダルを振り上げるアフロディテ』。
牧神パンに言い寄られたアフロディテが左足のサンダルで叩こうとしている場面を表現している。中央の子供がエロス。
アフロディテがサンダルを履いたり脱いだりするモチーフは、ヘレニズム美術でひいきにされた主題であり、古代ローマでも頻繁に使用された。

アルマント

ルクソール南西9kmのナイル川西岸にある遺跡。ギリシア語ではヘルモンティスとして知られた都市であった。
先王朝時代からローマ時代まで幅広い年代の遺跡が広がっている。特筆すべきは1930年代に発掘された先王朝時代の墓地と居住地、19世紀後半にかなり破壊されてしまったものの、中王国時代第11王朝からローマ時代まで造営された戦いの神・メンチュウ神殿、中心部北側に造営された聖なる雄牛・ブキスの墓地ブケウムが挙げられる。
ブキス信仰は紀元前4世紀の第30王朝あたりから盛んになり、その後、プトレマイオス朝時代からローマ時代にかけて隆盛を誇り、ディオクレティアヌス帝の治世(在位:284年-305年)あたりから廃絶へ向かった。

イシス

イシス (Isis) は、エジプト神話の女神。イシスはギリシア語であり、古代エジプトではアセトと呼ばれた。
ヘリオポリス神話では、ゲブとヌトの子供でオシリスの妹であり妻、セト、ネフティスの姉(セトの妹とされることもある)で九柱神の一柱。またホルスの母。別の神話によるとラーの娘。

旧石器時代

打製石器を主に使用した人類最初の文化が興った時代。一般的に、前期・中期・後期・続旧石器時代に区分される。西アジアでは前期が約170-20万年前、中期が20-5万年前、後期が5-2万年前、続旧石器時代が2-1万年前。野生動植物の狩猟・採集で生計を立てていた。

細石器さいせっき

旧石器時代の終わりから新石器時代にかけて使われていた、細かく小さな石器の総称。別々に使用するのではなく、木や動物の骨を利用して作った柄に溝を掘り、はめ込んで使用した。使用方法については、細石器を作る実験をしているこちらのサイト参照。

ルヴァロワ石核せっかく

フランスのルヴァロワ=ペレ遺跡の名前から命名された、中期旧石器時代に発達した石器の剥離技術の一つ、「ルヴァロワ技法」を用いて剝片が打ちはがされた残りの部分。本研究所が所蔵する遺物の中でもっとも古い年代に位置付けられる遺物である。